会長挨拶


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会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。わたくしは、今年も晴れやかな気持ちと共に、健康で穏やかな米寿の新春を迎えることができました。皆様にとりましても平和でよき年であることを願っています。

 さて、本年四月三十日にはいよいよ今上陛下のご退位と、五月一日には皇太子殿下のご即位を迎えることとなりました。ここに至るまでには様々な努力が積み重ねられてまいった訳ですが、国政に携わってきましたわたくしにとりましても感慨深いものがあります。特に、わたくしが首相在任中に陛下の即位の礼を執り行ったことが思いだされ、一層思いを深くしております。いずれにしましても、ご退位後の天皇皇后両陛下の安寧な日々と、新しい天皇皇后両陛下の力強いご活動を祈念したいと思います。

 「平成最後の...」という言葉を耳にすることが多くあります。加えて、平成時代の思い出を振り返る動きも各方面で広がっているようでもあります。一時代の区切りを意識したことの現れと思います。新しい元号はどのようなものになるか予想はできませんが、希望に満ちた明るい時代となってほしいものです。とりわけ昨年は多くの自然災害が発生し、各地に多大の被害をもたらしたことは記憶に新しいところでもあります。被災地の一日も早い復興と、被災された方々の平穏を心から祈っております。

 ところで、本会は今年創立八十五周年を迎えました。先賢の英知によって誕生した本会の歴史は、まさに中部書壇の歴史そのものであると思います。本会は、書道の振興・普及と地域文化の発展に寄与することを主なる目的として掲げ、活動を続けて今日に至っております。今後も目標の達成に向けて、たゆみない努力を続けていただきたいと思っております。折しも創立八十五周年にふさわしく、関根玉振理事長のもと記念事業も計画されていると聞き及んでおります。成功裏に開催されることを期待するものです。また会員の皆さんもどうか書道に精進され、何卒本会のためにご活躍されますよう願っております。